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このところ考えていたこと。自動機の習得について。

島精機のユーザー歴、かれこれ四半世紀ほどになる私ですが、

このところまた、

「機械を買ったはいいけど、編めないのですがどうしましょう。」

というご相談を受けました。

これ、けっこう、毎度のことです。

いつもは、「まただわぁ。 みなさん、大変だろうな。」

と、適当に聞き流したり、

(実際私も機械を覚えたての頃など特に、いろいろ大変で頑張ってきました)

時には、編めなくて愚痴る人と一緒になって、

「編めないじゃないですか!!!」

と、島精機に対し睨み調子で構えたりしていたものです。


でも、ふと、今回はこんなふうに考えてみました。

他の機械メーカーとの比較です。

たとえば、オーブン。

『オーブンを買いました = お店で売るようなパンが焼ける!』

ではないのです。

そうでしょう?

こんな、極々当たり前のことが、

自動機の編機となると

『編機を買いました = お店で売っているニット製品が作れる!』

と思ってしまわれることが多いような気がします。

ただ、自動機の編機を買うところは、ほぼ、ご自分の趣味のニットを作るわけではありません。

目的は、店頭に置けるニット製品をつくることがほとんどです。

そんなことからこんな誤解が生まれがちです。

ここが大きな間違いだと思うのです。


オーブンを買った人が、もし、これで商売をしていこうと思うのなら、

① まずは使い方を把握して

焦がしたり、形が悪かったり、失敗を繰り返したりしながら

② 腕を磨き、納得の製品に仕上げていく んだろうと思うのですが、そうですよねぇ?


島精機では機械を購入すると、その専門の講習が受けられます。

これはオーブンの場合のここ、

① まずは使い方を把握して

の部分であって、ほぼマニュアルの部分です。

「編めません」

という人のほとんどは、

この次の

② 腕を磨き、納得の製品に仕上げていく 

という過程を、「講習を受けたんだから編めるんでしょう?」と思ってしまって、

自身で努力、試行錯誤、失敗を繰り返して腕を上げるということを通り越して考えているんだと思います。

講習を受ければもいっしょくたにできる、と、考えられてしまっているようです。


なので、実際、機械の稼働要員として配置され、講習を受けてきた人は、

このの違いはうっすら体感しているのでしょうけれど、

この稼働を任された人とオーナーが違う場合、

たとえば、今回会社で機械を導入しました。 → 「○○さん、機械のオペレーターよろしくね!」

と、編機の講習に送り出された○○さん、

会社の社長さんの方こそを一緒に考えてしまいがちなケースが多いですから、

この方が、○○さんこそ!が、とーーーっても、辛い、

それは、それは辛ーーーい立場となってしまうのです。


私は、今まで、どれだけこのつらい立場の○○さんを見てきたことか、、、

「使えなくて、会社を辞めてしまいました」

なんて例ももちろんあります。


うん。でも、

でも、また、今回こんな相談にぶち当たって、

こんなふうに考えてみて、

出来ないと思われてしまっているオペレータさんを見守る周りの方々に、

少しでも、ご理解いただけるような、

温かく見守っていただけるような、

なんか、そんな方向に持って行けることができたらと思って、

大事に接して行こう! と、思っているところです。


手編みつながりでここを読んでくださる方、

今回は編み物の話ではなくてごめんなさい。

こんなニットの世界もあるのです。








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ワインダー修理

機械で編む場合には、編機にかける前に、

ワインディングをして、糸のコンディションを整えます。

それをするのが、「ワインダー」という糸巻の機械のお仕事。


先日、このワインディングをし忘れて、編んでしまったため、

糸が切れ切れに編みあがってしまって、

捨てるしかないようなものを編んでしまった。


早速、ワンディングして巻いていたのだが、

前から気になっていたけど、どうも調子が悪い。


この際だから、思い切って修理をすることにした。


ネット検索で見つけた修理先がここ↓
三筋北陸・ワインダー(糸捲き機)の専門機料店
繊維産業のウラ話に迫る、メンテナンスのお気楽日記。


↑私のワインダー、こんなふうにブログに書いてもらいました!


いうことを聞いてくれないへそ曲がりなワインダーだと思っていたけど、

さほど症状も悪くはなかったようで、

とても調子よくしてもらった帰ってきたので、ご機嫌で巻き巻きしてます。


ネット検索で修理してもらえそうなところを探して、

電話してみて、宅配便で送って、

顔を合わせることも無いまま、スムーズに対応してくださいました。



私にも実際に、お会いしたことの無いお客様がいらっしゃいます。

ネット、宅配、メール等々、、、ありがたい限りです。


たまには、直接お話しした方が、いいよなぁ、と、思うことももちろんあるけどね。




あ、私のお仕事の場合、

ニットの配色、柄配置等、シミュレーションで仕上がり具合の予見ができます。

プリント柄、布帛チェックのシミュレーションなんかもできますよ!

お仕事で、柄や配色でお悩みの方、お声かけくださいませ。






2×1リブ、2×2リブ

裾や、袖口のゴム編み、

手編みでは、一目ゴム編みとか、

2目ゴム編みなんかが多いですよね。


店頭に並んでいるニット製品、では、

手編みで言うところの1目ゴム編みと同じゴム編みのことを、

1×1リブ(「いちいちりぶ」と読みます)といい、


手編みで言うところの2目ゴム編みと同じゴム編みのことを、

2×2リブ(「にーにーりぶ」と読みます)といいます。


ところが、この、2×2リブの方、ニット製品では、見た目には、2目ゴム編みのようで、2×2リブとよく似た

2×1リブ(「にいちりぶ」と読みます)というリブの方が主流です。

2×1リブと2×2リブ、どちらも、2目の表目、2目の裏目が並んだゴム編みのことです。



2×1のリブ、これ、時々、「表目が2目で裏目が1目のリブ」と、間違えられます。

「表目が2目で裏目が1目のリブ」←これ、× ぶっぶーっ ×、です。


では、2×1リブと2×2リブ、どう違うのか???

先日、解説を求められ、私が作った画像がこれです。

2目のリブ

右側に、手書きも加え図説を加えてあるのは、機械の針の並びのことで、

ちょっと、いまいちわかりにくいかもしれませんので、

ひとまずすっ飛ばして、編地の方を見てくださいね。


編地を見て判断しやすいところは、

ゴム編みから、天竺に切り替わるところ、

2×2リブは、表目2目と表目2目の間、

(あるいは裏目2目と裏目2目の間)

上の天竺をたどると、天竺目が2目ありますが、

2×1リブの方は、これが1目になってしまいます。

でもどちらも、表目2目、裏目2目のゴム編みのことです。


私のチャラ描きなんかより、

もっと丁寧にわかりやすく解説してくださっているサイト、勝手ながら引用させていただきます。

「丸安毛糸株式会社」

「ゴム組織のいろいろ」

「ニッティングバード」


先日、仕事で、

「また、この話か、、、」とつまずくことがあったので、

また誰かに、説明が必要な時のための覚書とさせてください。

公開してくださって、有難うございます。



ちなみに、これについて、PCで検索中にも、

× ぶっぶーっ ×

の方の解釈を説明してあるところにあたって、あーあ、、、と思ったりもして、、、




正しく理解されていない 2×1リブ、

アパレルにお勤めのプロの間でも、けっこうよくあるお話です。





毛糸だま 2015年 春号 No.165 (Let’s Knit series)毛糸だま 2015年 春号 No.165 (Let’s Knit series)
(2015/02/05)
不明

商品詳細を見る

ハラマキ6

写真を撮ったきりでした。

ハラマキの設計が大体整ってきたので、この3柄で、週末にできていました。

DSCF2934.jpg
試作の柄の「走り去る人影」と、

ニットの定番柄「アーガイル」

カジュアルな「マルチボーダー」


試作の時、モニターになってもらった夫が、見せびらかして回ったので、

4枚ほど、先行販売となりました。

ありがとうございます。


自分用には濃い色のリブのマルチボーダー使ってます。

ハラマキなんて使ったことなかったけど、

している今、おなか周りばかりあたたかいです。



ちょっと思うんですけど、

今、ミズノのCMで、でんじろう先生がこんなのやっていますが、
DSCF2932.jpg

こういった発熱素材は、こんな風に、水蒸気を感じると発熱するのです。

冷蔵庫に入れてみても、体温ぐらいの温度でも発熱してるかというと、そうではないです。

ちゃんとひんやりになります。


人の体温と、気づかないうちに発している蒸気があるから、着ているときは、あたたかく感じます。

だから、少し汗ばんだ時なんかは、じっとしている時より、

蒸気を発しているもんだから、そりゃぁ、暑いです。


あまりドタバタするときには使わないほうがよさそう?

と、私は、思っているのですが、いかがでしょう?


このハラマキ、全体的にストレッチ糸を入れました。

ストレッチ糸を入れたんだとき、面白いのが、

仕上げの蒸気をかけるとき。

DSCF2933.jpg

左がセット前、右が後。

蒸気で“シューーーー”っと、こんなに小さくなります。

元が、こんなに大きいので、いい伸びです。

だから、サイズ展開はなくていいかな、と、思っていますが、

先行販売でこれを使って頂く方に、もちろん、着心地を伺ってみようと思います。

ちゃんとショップに並べるには、洗濯ネームを付けないとけないので、

それが上がるのを待っているのですが、

また、写真が苦手だなんだ言って、UPできるのはいつになるだろうか。









ハラマキ5

中くらいの強さのストレッチヤーンが届いたので、さっそく作ってみる。

糸使いは、この間の、千鳥の柄ので。

作ってみて、試してみるのは自分なので、

自分の好きな柄でやってみよー。

ジャン!
DSCF2911.jpg
走り去る人影。

Tシャツ(ヨレヨレですんません)の裾から、見せハラマキです。

後姿。
DSCF2913.jpg
一周する人影。

Gパンのベルトより上は、素肌に直接ですが、

この素材は、ふわふわして気持ちがいい。


・肌に優しいタッチ
・吸水発熱 
・調温機能
・高い保湿性
・制電性
・超軽量 

と、ざっと、この素材の機能はこんな感じ。

いわゆる、「ヒート何とか」の素材です。

アクリル混率が60%なのですが、優秀な制電性のおかげで

ゼンゼン静電気を感じない。

しばらくこのままあたりをほっつき歩いてみましたが、

なるほど、ハラマキ派が多いのもうなづける。

おうちでも使ってみよ。



ストレッチ糸をこの強度のと、

リブの部分は、もう一段階強いのと、

使い分けたのを、もう一つ試してみよう。

寸法ももうちょっと検討して、、、、



DSCF2918.jpg



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☆PATTERN STOCK☆の管理人 ともです。
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